株式会社インフォディオ(本社:東京都文京区 代表取締役:勝本伸弘、以下「当社」)は2024年1月15日より自社独自開発のAI-OCRエンジンを搭載したエンタープライズサーチ「brox(ブロックス)」の提供を開始することをお知らせいたします。
「brox」とは
「brox」は紙文書のスキャンデータからオフィス系ファイルまでを横断して全文検索が可能なAIエンタープライズサーチです。
「brox」の5つの特徴
- 紙文書のスキャンデータ、写真データを横断して全文検索
官公庁や金融機関でも豊富な実績を持つAI-OCR「スマートOCR」をOCRエンジンとして標準搭載。手書き文字のスキャン文書でも高精度にデータ化し、全文検索を可能にします。 - 幅広いファイル形式を横断検索
Excel、Word、PowerpointなどのOffice系のファイルからPDF、画像ファイルなどのイメージデータまで、文字データを抽出し、ファイルを横断して全文検索が可能です。 - AIによる自動分類タグ付け
文書の中身をAIが読み込み、その種別や属性を自動で分類し、自動でタグ付けを行います。タグを活用することで文書をフォルダ分けして整理して保存する手間を省き、検索時にも効率的に探し出すことが可能となります。 - 部署ごとにアクセス権限を設定
他部署には見られたくないファイルなどを一部の部署のメンバーしか閲覧・検索できないように、区分して管理することが可能です。 - セキュリティ環境が強固で堅牢なオンプレミスでの提供
クローズドな社内ネットワーク環境内での運用が可能なオンプレミス型の提供となるため、セキュリティにおいては安心してご利用いただけます。
開発の背景
当社ではこれまでに、自社独自開発の高精度AI-OCRエンジンを搭載した「スマートOCR」や「DenHo」などのクラウドサービスを提供してまいりました。AI-OCRソリューションのご提案を通じて、多くの企業や官公庁・自治体から文書管理に関する相談をいただきました。その中で、倉庫やキャビネットに大量に保管された紙の文書を必要なときに探し出せない、保管しているだけで全く活用されていないといった課題が数多く浮かび上がりました。
紙の文書のため、スキャンしてPDFデータ化しても文書の全文検索ができないといった制約があります。また、手書き文字の文書が多く、OCRでのテキストデータ化が難しい場合もありました。このような理由から、紙文書の電子化が進まず、企業や官公庁・自治体が抱える課題が根深いものとなっていました。
従来のエンタープライズサーチ製品においては、AI-OCR機能がオプションとして提供されていましたが、その価格が高額であったり、手書き文字や日本語の文字認識精度が低いといった問題がありました。そのため、保管されている大量の紙文書のデータ化が進まない状況でした。
また、クラウド型の提供方式が主流である従来のAI搭載エンタープライズサーチ製品は、クラウドの利用が難しい環境下やセキュリティ上の懸念から導入がためらわれていました。
そこで、当社はこれまでに蓄積したAI-OCR技術を駆使し、手ごろな価格で提供可能なエンタープライズサーチ製品を開発することを決定しました。その結果、紙文書からスキャンしたファイルも横断検索が可能な「brox」を生み出し、企業や官公庁・自治体が抱える文書管理の課題に積極的かつ手軽に対応できる新しい解決策を提供できるようになりました。
「brox」の利用例
「brox」は様々な利用シーンにてご活用いただけます。
- 技術文書・仕様書
製造業や建設業の設計図面、研究文書や技術文書、技術書籍・論文集 - 個人情報・健康情報
健康診断書、年末調整の各種申告書、問診票、履歴書 - 官公庁・自治体
判例書類、通達書類、警察・消防の各種申請書、報告資料 - 企業
契約書、報告書、営業資料やカタログ資料、検収書、納品書控え - 士業
社労士事務所にて保管しているクライアントの労務関係書類、税理士事務所にて保管しているクライアントの税務関係書類
製品価格
初期費用(アプライアンス費用):250万円~ 年間ライセンス費用:60万円~
(初期費用はソフトウェアライセンスおよびハードウェア込みの価格です。ユーザー数等の条件次第で費用は変動いたします。別途年間費用が発生いたします。)
※詳細はお問い合わせください。
用語解説
・OCR(Optical Character Recognition)
光学式文字読み取り装置。印刷物などの文字を、光を当てることで読み取り、テキストデータに変換する仕組み。